東京のジャズ喫茶 in東京茶飯事
韓国の若い世代に東京を紹介する「東京茶飯事」というウェブサイトがある。
東京のストリートやショップ、カフェなどを散歩感覚で取り上げたり、東京を感じさせる音楽を紹介するのがコンセプトだ。
このサイトを企画運営しているのはキム・ジノンさんという韓国・ソウル在住の男性で、日本人が案内人となって東京を案内する企画ではジノンさんが翻訳したハングルと原文の日本語の2カ国で記事がアップされている。
日本では少しでも日本語が話せる外国人をみかけると「日本語がお上手ですね」と褒めたがるものだが、東京での留学経験があり、社会人になってからも1年の半分は東京で仕事をしていたというジノンさんは、本当の意味で日本語が堪能だ。
ジノンさんとメールでやりとりをしていると、彼の日本語の表現は完璧だし(そして日本人以上に表現が丁寧)、こちらが書くこともすべて理解してくれるので、相手が外国人であるという気兼ねなしに、自分の好きなように日本語を使うことができる。
そのジノンさんから、東京のジャズ喫茶案内をして欲しいと、案内人に指名された。
今回は東京の中心部に比較的近いエリアにあって、遅くとも16 時には営業を始めているという条件で14店をピックアップした。昔ながらの流儀を守っている店から「新感覚派」と呼ばれる店まで、多彩な顔ぶれになった。どれも個性的で似ている店がなく、この多様性こそがジャズ喫茶の魅力ではないかと思う。どの店もきっと韓国の人々にも気に入っていただけるだろう。
記事は2本あり、こちらのリンクから。記事の画面を下にスクロールすると日本語の原文が読める。
文・楠瀬克昌
LEAVE A REPLY