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ジャズ喫茶のマッチ 東北

ジャズ喫茶のマッチ 東北

ジャズ喫茶のマッチ東北編。

マッチコレクター松浦成宏さんの貴重なコレクションと当サイト運営管理人ジャズ研ジャズ喫茶部さん所有のアイテムをここにまとめて掲載します。

郡山「じゅのせまま」ジャズ喫茶案内
福島県郡山市にあったジャズ喫茶「じゅの・せ・まま」。90年代初めにJR郡山駅近くの同店を訪ねました。1959年創業の古い店でした。コルトレーンなどがかかっていました。スピーカーはフィリップス。(松浦)
仙台「アド」ジャズ喫茶案内
仙台ではいちばん古いジャズ喫茶だったといわれる「アド(ad’)」。1976年に仙台駅近くの同店を訪れてマッチをいただきました。アート・ブレイキーの大きなパネルがかかっていたような記憶があります。スピーカーはJBLランサー。近くの東北大学の学生がよく来ていたようです。私が訪ねて数年後に閉店しました。(松浦)
東北で有名なジャズ喫茶として健在の「カウント」。1976年に東北へ旅行したときに仙台駅から歩いて東映近くにあった同店を訪れマッチをいただきました。マッチの裏にはこの店のオーディオの詳細が記載されています。大きなアルテックA5のスピーカーに向かってテーブルが並べてあり、本格的なジャズ喫茶でした。ハードバップが流れていましたが、店名のとおりカウント・ベイシーなどのコレクションが凄いようでした。(松浦)
青森「BUD」ジャズ喫茶案内
1976年に青森駅から歩いてホテル・ユニヴァースの向いにあった「バド」を訪れ、マッチをいただきました。店名はBud Powellからとったものと思われます。山小屋風な感じで店内は暗く、かなりの音量でジャズを流していました。(松浦)
「ディスク」のマッチ・ジャズ喫茶案内
いまも健在の青森の老舗ジャズ喫茶「ディスク」。1976年に青森駅から歩いて古川町にあったこの店を訪れてマッチをいただきました。マッチの横には国道古川・佐々木金庫ビルと記載されています。その1年後に新町に移転しましたが、現在は同市柳町で姉妹店として展開していた元「New disk」が本店となっています。メインストリームのジャズが中心でスピーカーはヴァイタボックス。店内の設計は新宿「New Dug」を手がけた岩淵浩輝氏。(松浦)
秋田市のジャズ喫茶「ロンド」。1976年に訪れました。蔵を改造したお店の ようでした。1978年には店主がビル・エヴァンスのライブ公演を会場を借りて主催し、この店にもビル・エヴァンスが 訪れたようです。 スピーカーはアルテックA-7でした。今も健在のようで嬉しいです。(松浦)
青森「ブルーノート」ジャズ喫茶案内
創業1960年と青森市内ではもっとも古い歴史を持つお店「ブルーノート」。ただし、65 年にいったん閉店し、現在の店は1998年に再開しました。このマッチは再開後に作った新しいもの。60年代当時の店の珍しいマッチは当サイト「ジャズ喫茶の物語 青森 ブルーノート」に掲載しています。(ジャズ研ジャズ喫茶部)
大館「KOW」ジャズ喫茶案内
秋田県・大館市のジャズ喫茶「KOW」。創業1972年と古く、大館市内で3店舗展開している焙煎珈琲店「加賀コーヒー」のオーナーがマスターを務める店として知られています。フリージャズを除く、メインストリーム中心とした幅広いジャズのレコードを扱っています。スピーカーはJBLエベレストDD55000とタンノイ・スターリングTW。(ジャズ研ジャズ喫茶部)
水沢「レイブラウン」ジャズ喫茶案内
岩手県水沢市のジャズ喫茶「レイブラウン」。レイ・ブラウンとの親交があつく、店主の結婚式にはレイ・ブラウン夫妻が出席したほどの仲。店主がコツコツと長年かけて仕上げたお店同様に、マッチにも手作り感があふれています。(ジャズ研ジャズ喫茶部)

編集・楠瀬克昌

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「ジャズ喫茶案内」運営管理会社。雑誌、書籍、ウェブなど各種メディアの取材、撮影、原稿執筆、編集を承ります。お問い合わせ、お仕事のご依頼、連絡先⇨mail@jazzcity.jp

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