ジャズ喫茶のマッチ 関東 (9)

ジャズ喫茶のマッチ 関東 (9)

「ジャズ喫茶のマッチ」シリーズ、今回は松浦成宏さんのコレクションの中から、

これまでピックアップしていなかった東京都内の店のアイテムを並べてみました。

阿佐ヶ谷「鈍我楽」「吐夢」ジャズ喫茶案内
ジャズ喫茶マッチの収集家として有名な矢野氏が阿佐ヶ谷で経営していた3軒の店のマッチ。「俄楽亭」は、2000年12月から半年ほど漫画喫茶からジャズ喫茶に変わったときに訪ねてマッチをいただきましたが、その後閉店。スピーカーはJBLでした。「吐夢」はいまは元夫人が経営するジャズバーになっています。店名の文字は漫画家永島慎二氏の筆によるもので、マッチの絵も永島氏が描いたもの。「鈍我楽」は矢野氏がオーナーですが、いろんなジャンルの音楽がかかるバーとして健在です。
銀座「ジャズカントリー」ジャズ喫茶案内
東京・銀座、泰明小学校の近くにあった「ジャズカントリー」。80年代半ばごろから何度か訪れてマッチをいただきました。雑居ビルの地下にある隠れ家的な店でした。マッチに書かれている「Tea Time」によく立ち寄りました。かなりの音量で60年代前後のメインストリームのジャズが聴けました。スピーカーはJBL4320でした。一昨年に一度閉店しましたが、昨年1月にすぐ近くのシェリー酒専門店「しぇりークラブ」の建物内に移転、復活しています。(松浦)
小岩「珈琲園」ジャズ喫茶案内
1961年創業、国鉄(JR)小岩駅の近くにあった老舗「珈琲園」。1975年に初めて訪れ、幾度か通いました。1階がふつうの喫茶店で2階がジャズ喫茶でした。フィル・ウッズやジャッキー・マクリーンなど、好きな演奏がかかっていました。スピーカーはJBL。マッチの表のサックス、裏のフィル・ウッズの絵柄が気に入ってます。(松浦)
飯田橋「ラグタイム」ジャズ喫茶案内
JR飯田橋駅西口近くの「ラグタイム」。90年代中頃に訪れマッチをいただきました。入り口にはトランペットを吹いているルイ・アームストロングらしい置物が飾られています。地下を降りるとアップライトのピアノがある洒落た店でライブもやっているようです。創業は1986年。珈琲が美味しくて、いまも健在です。(松浦)
赤坂「橋の下」ジャズ喫茶案内
東京・赤坂のTBS通りにある「橋の下」。務めていたオフィスが霞ヶ関ににあった1981年に初めて訪れましたが、その後、オフィスが赤坂に移ってからも何度も通っています。親切なマスターでジャズの話をよくしました。2007年にリニューアルして壁にレコードジャケットを沢山並べるようになり、ジャズ喫茶度が上がりました。主流派の、私の好きなジャズが流れていてお勧めの店です。スピーカーはJBLL−40。食事メニューが豊富でヴォリュームも多いため、昼間は近隣のオフィスに勤める人たちのダイニングとしても人気。(松浦)
阿佐ヶ谷「マンハッタン」ジャズ喫茶案内
番外編のライブハウスですが、2000年初めの頃にサックスの素人仲間で阿佐ヶ谷駅近くにある「マンハッタン」を訪れ、ジャム・セッションの練習をしていました。以来、何度も通っています。練習の合間にコーヒーなどのソフトドリンクをオーダーできました。ベテランのミュージシャンでもある親切なマスターがかける渋い曲が聴けました。スピーカーはJBL。(松浦)
中野「ハラーズ」ジャズ喫茶案内
JR中野北口にある「ハラーズ」。中野の有名なジャズ喫茶「ビアズレー」と同じ原田充氏が経営する店です。外観にジャッキー・マクリーンが描かれていてジャズ喫茶の雰囲気がありました。店内はアメリカ西部開拓時代ふうのウッディな造りがよかったです。ジャズ、ソウル、ロックが聴けるバーとして今も健在。(松浦)
中野「ウルム」ジャズ喫茶案内
JR中野駅南口近くにあった「ウルム」。喫茶・スナックのようでしたがジャズ喫茶的な雰囲気がありました。90年代中頃に訪れマッチをいただきました。ランチタイムの時間だったので珈琲を飲みながらジャズを聴きました。アンティークな置物があって洒落た雰囲気でした。ジャズ・ライブもやっていたようです。(松浦)
銀座「スイング」ジャズ喫茶案内
1976年創業のライブハウス「銀座スイング」。初めて訪れたのは80年代中頃で北村栄治などのライブを体験しました。2000年初め頃からはランチタイムにイギリス人の元同僚と何度もカレーを食べに行きました。スピーカーから本格的なジャズが流れるのを聴きながら食後の珈琲を楽しみました。今は夜のライブのみで営業中。(松浦)
「ジャズ喫茶案内」運営管理人。1959年生まれ。高知県出身。ジャズ喫茶初体験は18歳。ジャズライブ初体験は1978 年、 ジャズ喫茶「アルテック」(高知)でのビル・エヴァンス・トリオ。東京での出版社勤務を経て2013年、名古屋移住。jazzcity代表。

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